星空の下で“わたし”を思い出す夜
毎日、家事に育児に仕事にと、気づけば一日があっという間に終わっていく。そんな日々の中でふと、「私って今、どんな顔してるんだろう?」って思うことはありませんか。
子どもを最優先に動いていると、自分の呼吸の音も、手足の感覚も忘れてしまうほど。ママとしての時間は尊いけれど、ずっと誰かのために生きていると、ふと“わたし”が遠くなる瞬間があります。
そんな時、私がよくしていたのが、夜の海や星空の下をひとりで歩くこと。子どもが眠ったあと、静まり返った時間にそっと外に出て、波の音を聞きながら歩くんです。虫の声、風の音、そして空に瞬く星たち。どれもやさしくて、まるで「おかえり」と言ってくれているみたい。
海辺を歩きながら、深く息を吸い込むと、体の奥の方から力が戻ってくる。頑張っていた心が少しずつゆるんで、「あぁ、私も宇宙の一部なんだな」って思えるんです。母でも妻でもなく、誰かの名前でもない“わたし”として、ただ存在している感覚。
子育てをしていると、どうしても「ちゃんとしなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」って肩に力が入ってしまう。でも、星空の下ではそんな力がふっと抜けていく。星たちは何も言わず、ただそこにいて、光ってるだけ。私もそれでいいんだって思えるんです。
不思議と、そんな夜を過ごすと次の日は少しやさしくなれる。子どもの笑顔を見て、夫の何気ない言葉にありがとうが言える。夜空の時間は、自分を責める心をゆるめてくれる“リセットの魔法”みたい。
もちろん、毎日そんな時間を取るのはむずかしい。でも月に一度でも、ほんの15分でもいいんです。玄関を出て、空を見上げてみてください。星が見えなくても、雲の向こうでちゃんと光ってる。あなたの頑張りも、見えないところでちゃんと誰かを照らしてる。
夜の海や空には、静かなエネルギーがあります。ママであるあなたが、また笑顔で明日を迎えられるように。もし今、少し疲れているなら、今夜はスマホを置いて、外の空気を吸ってみましょう。
虫の声、風の音、星のまたたき。そのすべてが、あなたをやさしく包んでくれます。「わたし、ここにいる。」 そう思えた瞬間、もう充分に頑張ってる自分を抱きしめてあげてください。
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