子どもに読書習慣をつけたい。でも環境づくりってどうすれば?
「こども」「読書習慣」「つけ方」で検索すると、
たくさんのノウハウが出てきますよね。
でも、現実はもっとシンプル。
子どもが本と自然に出会える空間と空気を作ってあげることなんです。
私は5人の子育てのなかで、
「読書好きに育てよう」と意気込んだ時より、
「日常に本がある環境」にした時のほうが、
はるかに読書習慣は身についていきました。
この記事では、
家で無理なくできる読書習慣の“環境づくり”を
5つの視点からお伝えします。
本と自然に出会える「環境」のつけ方5選
- リビングの本棚を“触れる高さ”に
本棚が高い場所や隅にあると、
子どもにとっては“遠い存在”になります。
低い位置に本を置いて、表紙が見えるように並べてください。
それだけで「手が伸びる」可能性が高まります。
- 「家の中の冒険地図」に本をちりばめる
トイレの棚に1冊。
ダイニングのイスの横に1冊。
寝る前の枕元に1冊。
こどもが日常のなかで、
ふと出会える場所に読書の入り口を置きましょう。
- 本の種類は“偏っていていい”
恐竜ばかり、虫ばかり、電車だけ…
どんとこいです!
「好き」な世界にどっぷり浸かることで、
言葉と感情が育ち、読書習慣の土台ができます。
- 親が“読んでるふり”をしてみる
本気で読まなくても大丈夫。
ただソファで本を開いている姿を見せるだけで、
「読書=日常の中にあること」とインプットされます。
こどもは、大人の“楽しそうな背中”を見て育ちます。
- 「読み聞かせ」は“スキンシップ時間”にする
「読まなきゃ」と思うと苦しくなります。
だから、「ぎゅーしながら読む」「一緒に横になる」
という“あったかい時間”として取り入れてください。
読書習慣=心が通う時間になります。
読書習慣は、“習わせる”より“整える”
「こどもに読書習慣をつけるにはどうすれば?」
そう悩むあなたに伝えたいのは、
“教える”のではなく、“育てる”という発想です。
知育も、遊びも、家でできるように、
読書習慣も、家という“毎日の場”で
少しずつ根づいていきます。
松田一葉からあなたへ。「読まない」もOKにしていい
私は、教育現場でも、ママとしても、
読書習慣を押しつけてうまくいったケースは、見たことがありません。
むしろ、「別に読まなくていいよ」って言われた子のほうが
不思議と本に惹かれていくんです。
大切なのは、こども自身のタイミングを待つこと。
その土壌になるのが、「環境」なんです。
今日からできる!読書習慣の“仕掛け”を家にちりばめよう
ママと子どもの元氣ラボでは、
こうした“読書が好きになるきっかけづくり”を、
親子で体験できるワークショップやアドバイスとして提供しています。
「読んでって言われた時に応えられない…」
「読み聞かせに苦手意識がある…」
そんなあなたにも、できることはたくさんあります。
読書習慣は、親の努力ではなく、一緒に育てる空気。
今日、本を1冊、テーブルに置くことから始めてみませんか?
自分らしい子育てを始めたいあなたへ
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