「『おおきなかぶ』で広がる、声を合わせる楽しさと家族の絆」
「うんとこしょ、どっこいしょ」――このフレーズを聞くだけで、子どもの顔がパッと輝く。『おおきなかぶ』(A・トルストイ/福音館書店)は、2歳ごろからの読み聞かせにぴったりの名作です。
単純なお話なのに、子どもはなぜこんなに夢中になるのでしょうか。それは「繰り返しのリズム」と「一緒に声を出す体験」があるから。2歳は「まねっこ」と「ことばの芽生え」がどんどん広がる時期。絵本の言葉をまねして一緒に唱えることは、子どもにとって大きな喜びなんです。
わが家でもこの絵本を読むと、子どもたちは必ず「おおきなかぶごっこ」を始めました。ぬいぐるみを並べたり、ダンボールを大きなかぶに見立てたり。最後は「犬!」「猫!」「うさぎ!」、果ては「〇〇ちゃんも!」と、なんでも仲間にして引っぱるのが楽しくて仕方ない様子でした。
絵本はページを閉じた後にも続いていく。『おおきなかぶ』はその典型で、物語がごっこ遊びに自然につながるのです。笑いながら引っぱりっこする姿を見ていると、子どもがただ楽しんでいるだけでなく、協力することや順番を待つことを学んでいるのが伝わってきます。
育児の中では「言うことを聞いてくれない」と悩む日もあります。でも、絵本を通じて一緒に声を合わせる時間は、ママと子どもの心をやさしくつなげてくれるはず。
ママへの癒しのひとこと:子どもと一緒に「うんとこしょ!」と声を合わせる。それだけで心も少し軽くなるよ。
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