「『おふろだいすき』で広がるお風呂時間」
『おふろだいすき』(松岡享子/福音館書店)は、お風呂に入った男の子のもとへ、次々に動物たちがやってきて一緒にお湯につかるという楽しいお話です。ぞうさんやペンギン、ライオンまで登場して、にぎやかで不思議なお風呂の時間が広がります。
2歳ごろのお風呂といえば、「入りたくない!」とイヤイヤされることもしょっちゅう。でもこの絵本を読んだ日には、「ぼくもおふろはいりたい!」と前向きな気持ちに切り替わったことが何度もありました。物語の世界に引き込まれると、イヤイヤも不思議と和らぐんです。
わが家では「ぞうさんもきた!」「ペンギンさん、つめたくない?」と子どもたちが大はしゃぎ。兄弟で「だれがいちばん大きいかな?」と比べっこしながら、絵本のページをめくるのが楽しみになりました。お風呂そのものが遊びの延長になって、自然と笑顔が増えたのを覚えています。
この絵本のすごいところは、お風呂という日常の場面を特別な体験に変えてくれること。いつもと同じお湯も、想像力が加わるだけで、子どもにとっては冒険になります。そしてお風呂は体を清潔にするだけではなく、親子が向き合えるあたたかい時間。絵本をきっかけに、お湯の中で「今日はどんなことがあった?」とゆったり話すようになりました。
育児に追われると、ただ「お風呂に入れること」が目的になりがち。でも『おふろだいすき』は、ママに「一緒に楽しめばいいんだ」と思い出させてくれます。子どもの笑顔と湯気に包まれるひとときは、きっとママ自身の心もやわらげてくれるはずです。
ママへの癒しのひとこと:お風呂はただの習慣じゃなくて、親子の絆をあたためる大切な時間だよ。
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