『くだもの』で広がる、やりとりとほんもの体験
『くだもの』(平山和子・福音館書店)は、果物が一つずつ「さぁ、どうぞ」と差し出されるシンプルな絵本です。鮮やかでリアルな絵は、見ているだけで食欲をそそり、子どもたちの手が自然と伸びてしまうほど。
おすすめは1歳ごろ〜。まねっこやごっこ遊びが好きになってくる時期にぴったりです。
私自身、子どもたちが1歳のころに絵本を読みながら「どうぞ」とエアーで口に運んであげると、「あむあむ」と口を動かして喜んでくれました。その姿が本当にかわいくて…。さらに実際にりんごを見せながら「ほら、絵本のりんごと同じだね」と伝えると、子どもたちの目がキラキラ輝いていたのを思い出します。
この絵本の魅力は、「ごっこ遊び」から「ほんもの」へ世界を広げられること。絵本の果物と、実際の果物をつなげてあげると、子どもにとっては驚きと喜びの体験になります。
「どうぞ」と差し出す時間は、親子のやりとりが生まれる時間。絵本を通じて、生活のなかの食べる喜びが自然に育っていきます。
ママへの癒しのひとこと:絵本の『どうぞ』と、ママの『どうぞ』。その両方が、子どもの心にやさしく残っていく。
自分らしい子育てを始めたいあなたへ
「ママと子どもの元氣ラボって、どんな場所なんだろう?」と気になったあなたは、
こちらの紹介ページから代表の想いや活動内容をぜひ覗いてみてください。
さらに、子育ての悩みを今すぐ相談したい方は、
公式LINEにご登録いただくと、無料相談をご利用いただけます。
あなたの子育てがもっと楽になるヒントが、ここからきっと見つかります。












