『スイミー』は、レオ・レオニが描いた世界的に愛される絵本です。小さな黒い魚スイミーが仲間と協力して大きな魚に立ち向かう物語は、子どもだけでなく大人にとっても深いメッセージを持っています。
◆物語のあらすじ
海の中で暮らしていた小さな魚たちは、大きな魚に食べられてしまいました。ただひとり生き残ったのがスイミーです。悲しみの中で新しい海を探し、そこでたくさんの仲間に出会います。仲間もまた大きな魚に怯えていましたが、スイミーは「みんなで集まって大きな魚のふりをしよう」と知恵を出します。そしてスイミー自身は「目」になって先頭に立ち、大きな魚を追い払うことに成功するのです。
◆小さな存在がつながる力
一匹では弱くても、仲間と力を合わせれば大きな存在になれる。このメッセージは子どもにとって勇気になるだけでなく、大人にとっても強い励ましになります。私自身も、このお話を読むたびに「一人ひとりの力は小さくても、つながることで社会を変えていける」という希望を感じます。
◆ママたちに重なるスイミーの姿
実は今、私もおともだちと「スイミー」というグループをつくっています。「ママがもっと日本のこと、暮らしのことに目を向けて、未来を選択していこう」という想いを共有している仲間たちです。日々の子育てに追われていると、社会や世界情勢に目を向ける余裕はなかなか持てません。でも、子どもたちの未来を思うからこそ、私たちが学んで選び、声を出していく必要があると思っています。
◆子育てと社会をつなげる学び
『スイミー』の物語と同じように、ママ一人ひとりの声は小さいかもしれません。でも仲間と集まり、思いを合わせていけば大きなうねりになります。それは子育てサロンでのおしゃべりや、絵本を読み合う時間からも始められるのです。子どもたちに伝えたいのは「自分にはできない」ではなく「仲間と一緒ならできる」という感覚。これこそ、未来を変えていく力だと思います。
◆まとめ
『スイミー』はただの絵本ではなく、今を生きる私たちへのメッセージです。小さな存在でも、仲間とつながり、知恵を出せば大きな力になる。だからこそ、私はこの絵本を読むたびに「ママたちと一緒に未来を選んでいきたい」と強く思います。あなたもぜひ子どもと一緒に『スイミー』を読みながら、自分の小さな力を信じ、仲間とつながる勇気を感じてください。
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